【夢日記】2020/05/08

世界中で若者を中心に流行しているウィルスから逃げるために疎開する夢を見た。

感染すると遅くとも1ヶ月で体が黒くて硬い膜で覆われて一度蛹のような姿になり、そのあと中から屍人(SIRENの敵キャラ)のような人を襲う怪物が出てくる。

私が通っていた大学で、やけに大きな瘡蓋ができている人が沢山いた。すぐに避難しなければとみんなで母の実家に逃げる連絡網を回した。

しかし高速道路などの陸路は既に渋滞しており、新幹線のチケットも売り切れていた。集まったはいいが、移動する手段がない。

ラジオからは感染拡大と医療機関がパンクしているという報道が流れ続けていた。


「そう言えば私飛べるじゃん」と気づいた。

これまで人を乗せて飛んだことはなかった。しかも今回は運ぶ人数が多い。人数に合わせて大きさを変えなければいけない。あの恐ろしい電線にも接触するかもしれない。高く飛び過ぎて宇宙に飛び出すかもしれない。怖くてたまらなかったがやるしかない。

人間は背中のトゲの間に乗せ、ローンを払い終えてない車を置いていくのは心苦しかったので、シナモンたちはそこに乗せて足で掴んで運ぶことにした。

うまく行くかはわからない。万が一運ぶ中に既に感染者がいたら私がウィルスを運ぶことになってしまう。するといくるんが「蛹になる前なら治せるよ」とドラえもんのようにお医者さんカバンを取り出して見せたので決心がついた。


私たちは北へ向かった。

途中積乱雲に突っ込んでしまって大吹雪に見舞われた。

「寒くない?」と声をかけると、私がクリスマスならプレゼントした電気毛布にくるまっているから平気だと返ってきた。

少し高度を下げて雲から出ると、山や川が増えてきていた。高速道路に沿って飛んだわけではないので車は見えなかった。

多分栃木か福島あたりだと思う。

一度陸地に降りて様子を見ようということになった。いくるんは水の性質を調べるために川へ向かい、私は火を吐く準備をして警戒していた。

いくるんが父と地図を見ながら話していて「ここは源流に近いのに水からウィルスが検出される」と聞こえた。

私たちが向かっている目的地とは違うが、もしかしたらこの辺りも手遅れなのかもしれないと思った。

少数精鋭で人里に降りてみると、家屋はそのままであちこちに蛹があった。

まだ羽化していないものばかりだったのですぐにそこから逃げようとした。

 

 

【睡眠時間】6時間53分

 

 

【感想】

続きが気になるタイミングで起こされた。是非映画化してほしい。

そして地味に私がドラゴンとして成長していたのが嬉しかった。人を乗せて、電線と接触せず、宇宙にも飛び出さずに飛べて偉い。

今回は戦闘シーンはなかった。