【夢日記】2020/06/23

世界中が原因不明のウィルスに脅かされ、街が歩く死人で溢れかえった。初期症状は体のダルさで、まぶたから出血が始まると意識を失うのは時間の問題だった。

私といくるんが住んでいる地域はまだそれほど感染者が出ていなかった。近所の米軍基地が有刺鉄線のついたフェンスを延長したおかげで私たちの家はシェルターの内側に入った。

フェンスの外は目から血を流した腐りかけの人々が目的もなくウロウロしていた。目から出血した人と人を襲う人は問答無用でフェンスの外に追い出されるので、フェンスの内側は平和だった。


運送トラックが走りづらくなったので、Amazonで何か注文しても個人宅には届かず、近くの商業施設のロッカーまで取りにいかなければいけなかった。猫たちのご飯をとりに行こうと出かけると、ペットショップの従業員と思しきお姉さん2人と出くわした。

片方はマスクをつけていて体調が悪そうだった。いくるんも「いざというとき」の事を考えているようで空の買い物カゴを手に取って警戒していた。

会計をしようと話しかけると、マスクのお姉さんが咳き込み始めた。「具合が悪そうですが休まなくても大丈夫ですか?」と尋ねると「わかってるんです」と返事が返ってきた。どうやら自分が感染していて、意識を保つのも難しくなってきていることに気がついていたようだった。

よく見ると目を擦った形跡があり、血が固まっていた。

私はその人を抱きしめて「大丈夫ですよ」と言った。なんの慰めにもならないと思ったが、彼女が一人孤独なままなのはかわいそうだと思った。


いくるんと一緒に帰り道を歩いていると、突然いくるんが「俺も感染したかもしれない」と言い始めた。私が「どうしてそう思ったの?」と聞くと、どうやら3日前に目から出血してついでに鼻血も出たのだと話してくれた。

しかし目から出血したら遅くとも2日後にはシェルターの外の人のようになるはずだった。なので今日会ったお姉さんは長くてあと2日で有刺鉄線の向こう側に行かなきゃいけないのだと話した。

でもいくるんは出血してから意識も混濁していないし、体調も良好に見えた。私はいくるんが今回のウィルスの抗体を持った人間なんじゃないかと思いつき、すぐに病院で診てもらおうと話した。

 

 

イトコの父親が少年ジャンプの形をしたカップ焼きそばをしこたま仕入れてきて、イトコと私たち二人に分けてくれた。

ジャンプの文字が切り抜かれて窓になっていて、焼きそばが見えるというギミックだったのに、表紙を開く要領で開けて食べるのが普通過ぎて笑ってしまった。

普通のソース焼きそば以外にも、辛子マヨネーズ付きや塩焼きそば、バジル入りスパゲティ風とか色々あった。

イトコは「パパセンスなさすぎ」と言っていた。

 

 

 

【睡眠時間】9時間38分

 

 

 

【感想】

昨日は忙しくて疲れていたからたくさん寝てしまったみたい。

10時にいくるんをリハビリに車で送って行き、そこから30分かけて自分の精神病院に向かって、1時間近く待たされて診察を受けて、そこでクレジットカードと現金が入った財布を忘れたことに気がついて、予備のカードを使おうとしたら有効期限が切れていた方で、予備の口座のキャッシュカードでお金を下ろそうとするも残高は0円で、仕方なく病院に戻って電話を借りていくるんに今の状況を伝えようとするも、普段から電話番号覚えていないからかけられず、実家の誰かを通して連絡を取ろうと思いついて電話をかけたら何度かけても電話に出ない。

絶望していると病院のスタッフの一人が個人的にお金を貸してくれると申し出てくれて、本日中に返すと約束して借用書を書いてやっと車を出すことができた。普段なら400円で済むのにこの日は800円も払うことになった。

そこからまた30分かけてとりあえず自宅に戻って携帯と財布を回収していくるんに連絡しようと思ったら、大雨だったのにいくるんはすでに家に帰ってきていてシャワーを浴びて出てきたところだった。

一部始終を話したら自分で自分が情けなくなって大泣きしてしまった。大雨の中傘もなく歩いて帰らせたのも申し訳なかった。いくるんは「何かあったのか心配していたから無事に帰ってきてくれて良かった」としか言わなかった。

それから処方箋を持って薬を貰いに行き、やっと届いた自立支援の手帳を提出したら薬代が返ってくることになって、その待ち時間でまた30分かかる精神病院に行って借りたお金を返してきて、薬局に戻って返金をしてもらって家に辿り着いた。

そこから今度はdbdを二人でするために二階にある机を一階に下ろしたり、掃除をしたり梱包材をストレージに閉まったりした。

本当に疲れた。

 

単なる感想欄なのに本編の夢より長くなっちゃった。