【夢日記】2020/09/09
私は超能力を持っていて、頭を打たれても死ななず、どんなに細かく刻まれても生き返ることができた。
人と握手する時に「仲間を襲え」と念じれば、直接手を下さずに仲間割れを起こせるし、「こと爆発する」と念じながら体の一部(爪でも髪でも)ばら撒けば簡単に地雷畑を作ることができた。
誰もが私の能力を欲しがった。
ある日能力者を交換する取引の現場にいくと、取引相手の用心棒が美しい若い女の子で私とまったく同じ能力を持っていた。
相手が交換用に連れてきた能力者は正直言ってお粗末だった。つい最近能力があることに気がついたような一般人ばかりで、戦闘の経験などはまったく無さそうだった。
こちらで用意していた商品たちは皆能力を使いこなしていたのに、交換対象がこれでは条件が悪すぎるとオーナーは言った。
「始末しましょうか」と私が問うと「車にエンジンをかけておいてくれ」と言われた。もう一人の仲間が相手の商品が乗っている車に近づき、能力で車内を海に変えた。
息ができなくてパニックになった彼らは窓ガラスを割ろうとしたりドアを開けようとしたり中で暴れていた。
「ちょっとうちの商品たちになにするのよー」そう言って用心棒の彼女が近づいてきたので私が前にでた。触れられるだけで全てを操れる人間同士でないと打ち消せないからだ。
私は彼女の腕を掴み「散り散りになれ」と念じた。爆発が起きてそこら中に肉が飛び散ったが、それぞれが集まって再生し始めた。やはり私と同じ能力だった。
完全に再生する前にその場から去ろうと車に飛び乗った。
念のため地雷をまきながら走っていると、後ろから追いかけてきた車が何台か爆発したのが聞こえた。
取引現場の駐車場から外に出る瞬間私は車に手を触れて外観を変えた。
これで追っては来られないだろうと思っていると車の窓がノックされた。「私走るのは得意なのよねー」と言いながらあの用心棒が顔色一つ変えず車と並走していた。
運転手にもっとスピードを出すことを伝え、窓を開けて疲労を与えるために彼女に触れた。しかし打ち消された。
次に細胞を老化させるよう念じた。彼女は見る間に老婆になったがすぐに元に戻った。私はもっと複雑な条件を考えて彼女に触れた。
「お前は老婆になり、認知症になって能力も任務を忘れて普通の人になる」
彼女は突然立ち止まりはるか後方に見えなくなった。うまくいったらしい。
拠点に戻るとたくさんの猫が出迎えた。殆どが野良猫だが私が世話している猫たちだった。シャワーを浴びようと地下の浴室に向かう途中、グレーの子猫が落ちていたので拾って一緒にお風呂に入ることにした。
服を脱いでいると体に多数傷がついていたので能力を使って再生しようとした。すると左腕に激痛が走り、赤く文字が浮かび上がった。
「次にお前が能力を使うとき、お前がかけた条件は解ける」読み終えた直後に浴室のドアがノックされた。
開くとあの美しい少女がそこに立っていた。
【睡眠時間】6:15-12:48(6h33min)
【メモ】
本当はこの後彼女と何故かセックスをすることになるんだけど生々しすぎたから割愛した。最近能力系の夢をよく見る。
子猫が階段を自由に上り下りできるようになった上に、私たちの寝室に入り浸るようになった。可愛い。