【夢日記】2021/01/17

実家に帰ったとき、ボケが進行した祖母が手掴みでイクラを私に「いつも食べてたもんねえ」と言いながら食べさせようとしてきたので「おばあちゃん、私がいつも食べてたのはイクラじゃなくてしらすだよ。それはおばあちゃんが食べていいよ」と断った。

それを洗い物をしながら見ていた母親(今思うと母親じゃなかったかもしれない)が「なんでも好きなもの食べなー」とカウンターの向こう側から言うので「今食欲ない」と言うと「食べとかないと赤ちゃんできたとき困るよ」と言われた。

「なんでそんな話になるの?私子ども産む予定ないんだけど」とイライラしながら言うと「今はそうでもそのうち欲しくなるかもしれないじゃない」と言うセリフが水の流れる音と一緒に聞こえてきた。

「前も言ったかもしれないけど、お金がない状態で子どもを無計画に作るとか絶対無理。私はやりたくない。正直、お金があれば作ってもいいとかいう話でもないと思う。私は私を母親として生まれてくる子どもを幸せにする自信はないし責任も持ちたくないから絶対つくらない」

と激しい口調で言った。

すると父親も現れて

「お金がなくてもなんとかなるもんだ」とか「お金があることが幸せじゃない」とかそれっぽいことを二人で言うので

「お金がない幸せなんか二人で勝手に味わってればよかったじゃん。私はすっごく迷惑したし二度とあんな思いしたくない。子どもは親を選べないのをいいことに勝手に美化しないで」

と怒鳴った。喉が掠れてうまく話せなかったが、怒りは伝わったような気がした。

 


場面が変わって家の外の日陰のベンチに座っていた。高校の時に仲が良かった三人が通りがかって「久しぶりー!」と挨拶された。少し世間話をしているとそのうち誰々が結婚しただとか、誰々が2人目の子供を産んだとかの話になってうんざりした。

「私前そういう話気持ち悪いから参加したくないって言ったからこの辺で失礼するね」といってその場から離れると母親や近所のおばさんたちが「自然なことなんだからそんなこと言うのは酷い」と私に言うので

「そりゃ出産や子育てにポジティブなイメージ持ってあの歳まで生きてこられた時点で親ガチャ成功してるんだから、あいつらはそのまま生きてればいいんじゃない?ただ想像と違うからって理由で虐待したり親辞めたりしたらザマアミロって思うよ。というかそういう現実に直面したらいいとすら思う。子どもは可哀想に思うけどね。

私はとにかく生まれてきたくなかった。人生を思い通りにやり直せるなら次は親を選びたい」

そう言いきるまえに目が覚めた。

 


ひどく嫌な気分だった。

 

 

【睡眠時間】1:14-9:53(8h39min)

 

 

【メモ】

大学卒業まで誰よりも優秀だった私が、今初めて挫折を味わってる。たぶんその劣等感がこういう夢を見させるんだと思う。

何も考えない方が幸せなんだろう。でも私は知ってしまった以上は見ないふりはできない。

みんな不幸になればいいのにって思うけどそれは叶わないから夢の中だけでも不幸になっていてほしい。それすら無理ならもうこの世に未練はない。