【夢日記】2020/04/27

完全に別の世界の、別の時代の、別の知的生命体として活動する夢を見た。頭や体の一部は動物で手指や脚は人間といった具合の、半人半獣の人々が暮らす国だった。

私はその世界で絵描きとして細々と暮らしていたがみてはいけない国の裏側を見てしまったせいで、大臣の娘が率いる国王の部隊に命を狙われることになった。追われるうちに何故か彼女と恋に落ち、彼女の父である大臣だけは誤解を解くことはできたが、とっくに世界中に私の顔と名前が極悪人として指名手配された後でどうしようもなかった。

国王の部隊に追われなくなっても賞金稼ぎの荒くれどもに命を狙われることになるのは避けられない為、猪の皮を被って別人(別獣?)になり姿をくらますことにした。


時は過ぎ、私は相変わらず絵描きとして暮らしていたが、タチの悪い画商と手を組んでしまい人間界のレオナルド・ダヴィンチの作品を模写し、それを競に出して日銭を稼ぐというあまり胸を張れない暮らしをしていた。

ある日自分の作品に値段がついてその日の仕事を終えたので、非常階段から外に出ようとしたら国王の部隊にいた白頭鷲の男と肩がぶつかった。猪の皮を被っていたがぶつかった拍子に外れてしまい、男に顔を見られた。

「あ!」と男が思い出したかのような表情をしたので、非常階段の手すりから飛び降りて逃げた。しかし相手は鳥族なのであっという間に追いつかれた。

人気のないところに連れて行かれ「俺はお前を犯罪者だと思っていない」と話をされた。例の彼女が自分の部隊の隊員に事情を話をしてくれたのだと言う。離れて暮らす彼女は元気かと尋ねると、子どもが3人生まれたのに相変わらずの鬼将軍っぷりだと彼は笑った。子どもが産まれたのか、と心の中で思った。

「彼女と子どもたちと平穏に暮らしたい」と口に出してみた。白頭鷲の男は「大臣ならなにか教えてもらえるかも知れない」と言った。

再び猪の皮を被って王国に戻り、男に面会の場を用意してもらうことになった。久しぶりに会った彼女は相変わらず美しかった。子どもたちは目があいたばかりで可愛らしかった。大臣は、人間界なら私たちの平穏な暮らしが実現するかも知れないと教えてくれた。どうやってそこにいけばいいのか尋ねると、神隠しの墓場があるのだと教えてくれた。その墓場の土に触れて、そのまま居なくなってしまった者たちがいるのだという。大臣はその行先が人間界なのではないかと考えているようだった。私はレオナルド・ダヴィンチの模写をしていたおかげもあ「人間界の存在は認知していたので、実行することに決めた。彼女と子どもたち、そして何故か白頭鷲の男もついてきて人間界に行くことになった。

神隠しの墓場に着くと石でできた祭壇のようなものがあり、導かれるようにそこに足を踏み入れると気を失った。

 

 

【睡眠時間】5時間43分

 

 

【感想】

白頭鷲の男のデザイン、完全にアポロだった。

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