【夢日記】2020/10/08
高速道路の下、人気の少ない通りに透明になれるdbdのレイスのような生き物がそのペットと一緒に住み着いていた。私はキャプテン・アメリカのようなハンサムな男でスーパーパワーを持っていて、未来からその世界にやってきた。人に害を与える存在を排除するのが目的だった。
人目につかないようにと茂みに隠れながらターゲットに近づこうとすると、小学生の女の子の集団が通りかかった。そして最後尾をのんびり歩いていた背が低くてぽっちゃりした子に「おじさんなんでそんなところに隠れてるの」と声をかけられた。
私はレイスの様子を伺いつつ女の子に「悪い奴がすぐそこにいるから、ここでチャンスを待ってるんだよ」と言った。
すると女の子がレイスの方に歩いていくので私は慌てて後をついて行った。
レイスは透明になっていたが、目を凝らすと空間が微妙に歪んでいるのでどこにいるかすぐに見つけることができた。
女の子は一直線にもやかがったところに行き、ツンと触った。レイスは驚いてガオッと声を上げて透明化を解除した。身の丈2メートル以上もある大男だった。
女の子は興奮した様子でレイスに話しかけていたが、彼は我々の言葉がわからないんじゃ無いかと思いながら様子を見ていた。
しかしそんなことはなく、たどたどしいが日本語で返事をしていた。
私はその様子を見て「人間への害はないんじゃ無いか」と判断して姿を表した。
レイスはまた驚いていたが、私が武器も持たず丸腰だと言うことをアピールするとすぐに地面に座って目線を合わせてくれた。
彼が連れているペットのドラゴンのような馬は少し離れたところで地面をほじくり返していた。
話しているうちにレイスには人間の妻が居て、名前をヒカルと言うことがわかった。ペットは空気中や餌に含まれる炭素を体内で変換してダイヤモンドの糞をするので、それを売って生活しているのだと教えてくれた。毎日散歩がてらここにきてダイヤモンドを回収して自宅に帰るので、別に住み着いているわけじゃないようだった。
私はいつの間にかレイスのことが大好きになっていた。彼に伴侶がいるのがとても残念だった。
家に招待してくれると言うので女の子と2人でレイスについて行った。まだ異種族間の結婚は偏見が多いので、レイスは普段から透明になって外出をするよう心がけていた。
彼の自宅はとても立派な豪邸だった。ダイヤモンドいくつあればこんな家が建てられるのかとても気になった。
家の全てがレイスの身長に合わせて大きめに作ってあった。お城のようだった。
彼の妻は病気がちだそうで、私たちがお茶を飲んでいると顔を出してくれた。中学の頃の同級生に似ているなと思った。「何もお構いできませんがごゆっくり」彼女はそう言って再び寝室に戻って行った。
私たちはレイスに彼らが元々使っていた言語と、私達が使う言語の違いについて教えてもらって時間を過ごした。
次の日またいつものように高速道路の近くにくると、悲しげな鐘の音が鳴り響いていた。妻が昨夜息を引き取ったのだという。わたしは咄嗟に駆け寄って、彼の妻の姿に形を変えて強く抱きしめた。わたしは心からレイスを愛していると思った。
私は5人兄弟の一番上の娘だった。うちは貧しかった。母親は私に早く孫の顔を見せろと言ってきた。私はキレて「お前みたいな馬鹿のせいでどんだけ苦労したか」と怒鳴った。わたしは絶対に金がないという理由で子どもに不自由させたくないからお前のように無計画にポンポン子供は産まないと叫んだ。
そして泣きながらレイスの下に走った。
【睡眠時間】1:47-12-47(12h)
【メモ】
寝過ぎた。途中リビングのソファに移動してずっと寝てた。