【夢日記】2020/12/16
ビースターズのような夢を見た。半人半獣の生き物が出てきた。草食獣や小型肉食獣とのハーフならば必要以上に怯えられたりしなきのに、自分はよりにもよってオオカミの血を引き継いでいた。
夢の中でも私は相変わらず鬱病だった。明るい未来が見えないのに生きなければならない、毎日が辛かった。
音楽の授業中に隣になった雄のうさぎも何かしら生きづらさを感じているようだった。眼鏡をかけて切長の目をした彼は、体はオスだが本当はメスとして生きたいーーいわゆる心と体の性が一致していない人だった。
そしてうさぎの彼はすぐ発情のスイッチが入るらしく、日常生活に支障が出るほどで側から見ていても辛そうだった。
「自分で最低だと思うんだけど、俺みたいにすべてがちぐはぐな人間(人間かどうかも怪しいけどと彼は自嘲気味に笑った)からすると、自分の居場所があってパートナーがいる奴が羨ましいを通り越して憎いよ」
「僕も同感だ」彼のなで肩をみながらため息をついた。
肉食獣の自分はうさぎの女の子とすら付き合うのは難しいだろうに、よりにもよってこの彼を好きになってしまった。この気持ちは墓場まで持っていかなきゃいけないと心に誓った。
「もし僕に翼が生えていたら、君を空高く連れ去ってしまうのにな」そんなことを考えながら小さな友人の背中をさすっていた。
【睡眠時間】1:15-10:35(9h28min)
【メモ】
生きるのってしんどいなっておもう